地理教育研究会の出版物

地教研では、これまでの研究の成果を著作物として刊行しています。ここに紹介する著作の多くは書店でお求めになることができるものです。書店で在庫がない場合は、書店でご注文ください。

なお、会員むけの定期刊行物である「地理教育」と「会報」の内容については、右上のタブをクリックしてごらんください。


2019年7月
清水書院

新版・地理授業で使いたい教材資料


編著者:地理教育研究会 編


体 裁:A4 192頁


価 格:2,200円


ISBN   :978-4-389-22593-3


内容紹介

◎本書の特色

  • 中学、高校の地理の授業作りのヒントになります。
  • 世界・日本の諸地域からどういったテーマを教材として扱えばよいのか、どういった資料を使えば地理を効果的に学べるのかがわかります。
  • 地理の授業で使える参考文献等も豊富に提示し、教材研究に役立ちます。
  • 地誌学習の経験の少ない若い先生や地理の専門外の先生、大学で教職課程を受講する学生などに教材研究の指針となります。
  • 初版から5年がたち、情勢の変化などを盛り込んだ新版を刊行しました。

◎資料選択の基準

  1. 教科書では取扱われない資料だが重要な内容 
  2. 地理学習の見方・考え方を変え(教員の既成概念を革新)、教材研究の手助けとなる資料 
  3. 学習者の興味・関心を高めるような具体的な資料 
  4. 現代世界や現在の日本社会を理解するうえで、“鍵”となる意味のある事実資料 
  5. 大人が見てもなるほどと思う資料(生涯学習の観点)で地理のおもしろさ再発見につながる。 
  6. 教職をめざす学生に授業づくりの視点を例示するものなど。

◎本書の構成と取り上げたテーマ

 1 系統地理(15項目)

 

世界の地形/世界の気候/地球環境問題/世界の民族と宗教/世界の食料問題/鉱産資源をめぐる問題/資源利用の新しい動き/内戦と地域紛争/石油にかわるエネルギーの開発/都市問題/さまざまな世界地図/宇宙から見た地球/地図の発展と冒険家/国名から知る世界の国々/移民の歴史とそれにともなう課題

 

2 日本地誌(39項目)

 

○日本全体

日本の自然環境/南海トラフ巨大地震・津波と被害想定/火山・洪水災害と防災/新旧地形図の比較から土地の改変を探る/新旧地形図から街の変化を調べる/地域ごとに異なる日本の人口問題

○九州地方 
環境を守る循環型農業-シラス台地/水俣病と水銀汚染/大陸に近い九州北部/沖縄の産業/沖縄の基地

 

○中国・四国地方 
地域おこしの知恵-四国山地/鳥取の農業/高速交通網の発達とその影響-本州四国連絡橋を中心に/中国・四国地方の中枢都市・広島

 

○近畿地方 
阪神工業地帯の発展と課題/大阪と神戸/津波と防災教育-和歌山県広川町/京都の街並みと景観保全

 

○中部地方 
多文化共生をめざして-東海地方の外国人労働者とその地域的特徴/富山・福井・金沢の街づくりと公共交通/日本経済をリードする中京工業地帯/中央高地の農業-長野県川上村

 

○関東地方 
日本の首都・東京/人口第2位の大都市・横浜/拡大する首都圏-多摩ニュータウンの現状と課題/鹿島臨海工業地域の変貌/下総台地の落花生栽培/関東内陸部の工業地域

 

○東北地方
原子力発電所事故後の福島/りんご農家の今は-東北果樹農業の現況/三陸海岸の漁業と環境保全/地域文化と観光-フラワー長井線から地域再生を/現代に生きる地域文化・東北地方

 

○北海道地方 
アイヌ民族の人権と文化/北海道の稲作/「とる漁業」から「育てる漁業」へ-ホタテ貝・コンブ養殖//豊かな自然を生かした観光/日本の領土問題

 

 

3.世界地誌(37項目)

 

○東アジア 

アジア州への人口集中/韓国の工業の変化/中国の経済成長と資源・エネルギー/中国の経済成長と人びとの生活/台湾-意外と知らない隣の「クニ」

 

○東南・南アジア 

ベトナムのコーヒーとマレーシアの油ヤシ/ASEAN の経済発展/南アジアの宗教/インドの経済発展と産業

 

○中央・西アジア、北アフリカ 

西アジア・北アフリカで続く紛争/石油資源に恵まれる地域-西アジア/石油を運ぶあらたな「シルクロード」

 

○中・南アフリカ 

アフリカ大陸の自然環境と人びとのあゆみ/アパルトヘイト後の南アフリカ共和国/カカオをめぐる問題/グローバル化とアフリカの資源

 

○ヨーロッパ・ロシア 

EUへ移動する人びと/ヨーロッパの民族・宗教,小さな国/市民がとりくむ環境対策-西ヨーロッパ/EU統合の歴史と分裂の危機/ヨーロッパの工業と農業/東ヨーロッパの現状/ロシアの人びとのくらし/ロシアの産業

 

 ○北アメリカ 
アメリカの工業の変化/アメリカの農業政策/多様な民族からなる北アメリカ/ハワイ-太平洋の文化の交差点

 

○中央・南アメリカ 

メキシコ-グローバル化がもたらすメキシコ社会と民衆/移民と日系人-ブラジル/ブラジルの経済成長と環境破壊/

カリブ海地域の人びとのくらし/アメリカ大陸の民族音楽 

○オセアニア 
オーストラリアの社会-多文化主義の変質/オーストラリアの経済状況-貿易と労働環境から/太平洋の島々とくらし/両極地方

 


2016年11月
日本実業出版社

知るほど面白くなる日本地理


発行元:日本実業出版社


体 裁:46判、並製、縦組、216頁


価 格:1450円(税別) 


ISBN   :978-4-534-05443-2


内容紹介

◎知らない土地の、知らない人への興味がわいてくる!

地理とは、知らない土地の知らない人たちに対する好奇心で成り立っています。そこで本書では、日本地理の基礎的な知識に加えて、日本の各地で「どのような人がどのように動き、生活しているのか」といった人と地理のかかわりについても、詳しく解説していきます。「青森のホタテの養殖現場」「かつて日本で栄えた鉱山の現状」「にぎわいを取り戻した商店街の事例」「日本で暮らすイスラム教徒の日常生活」などの事柄を見ていくことで、現在の日本の姿が浮かび上がってきます。

 

◎地理がどのように社会で活用されているのかも解説

「東日本大震災からの復興」や「残されている湿地の保全」といった、現実において解決していかなければならない事柄においても、地域社会を総合的にとらえていく地理的な考え方やものの見方が大いに活用されています。また最近では、コンピュータ上にさまざまな地理空間情報を重ねて表示する「GIS」(地理情報システム)が、商業戦略や交通管理といった視点から注目されています。このような地理と実社会との関係についても、詳しく解説していきます。


2010年10月
古今書院

授業のための日本地理 第5版


編著者:地理教育研究会 編


体 裁:A5 250頁


価 格:3,000円(税別) 


ISBN   :978-4-7722-4141-0



内容紹介

◎[主な内容]

本書は資料集でもノウハウ集でもアイディア集でもありません。1968年の初版以来,数万部を売り上げているロングセラーの第5版。

 21世紀最初の10年で日本はどう変わったのか,日本について何を教えればよいのか。第2部では主題別,第3部では地方別に,生活者の視点から地域を捉えるポイントを提示します。小・中・高校の現場教師や,教師をめざす学生の必携書。

 

◎[主な目次]

第1部: 日本地理の教育

  1. 日本地理カリキュラムを創造する
  2. 日本の領域(国境)の諸問題

 

第2部: 現代の日本

  1. 環境と開発(日本の地形と気候/干潟とその保全/日本の環境問題/エコツーリズムと里山)
  2. 資源と産業(原発とエネルギー政策/「食料植民地化」の日本農業/日本の水産業:危機的状況からの脱出は?/日本の資源エネルギーと「夕張」/日本の工業)
  3. 人権・民族・平和(米軍再編と住民/在日外国人が住む町/難民受け入れ制度とその課題)
  4. 生活の変化(日本の過疎地域/少子化する高齢社会/活性化する商店街/URAWAから世界へ:世界につながるJリーグ)
  5. 生活・通信・情報(国土づくりと空港ネットワーク/鉄道をめぐる新しい動き/コールセンター:ICT時代の「申し子」)

 

第3部: 日本の諸地域

  1. 九 州 地 方(水俣病の現在/沖縄:基地と産業振興/南九州の変貌と新幹線/アジアの玄関口)
  2. 中四国地方(広島市の変貌/瀬戸内海の環境保全と環境再生/瀬戸内海の島々:橋脚の島 岩黒島・与島/四国の村おこし:高知県馬路村)
  3. 近 畿 地 方(西日本の中心・大阪圏/阪神・淡路大震災と復興/観光と自然との共存:京都のまちづくり/吉野林業と日本の林業)
  4. 中 部 地 方(愛知万博その後と名古屋駅前開発/金沢の地域づくり/富山の路面電車とまちづくり/富士山と世界遺産/トヨタに頼る名古屋圏)
  5. 関 東 地 方(変貌する港都:横浜/近郊農業としての園芸作物生産:茨城県鉾田市/大田区の町工場/乱開発される東京)
  6. 東 北 地 方(経済発展する広域都市・仙台と空洞化する地方都市・山形/青森県六ヶ所村 その後/果樹栽培の現況とリンゴ生産)
  7. 北海道地方(寒冷地の農業:米作と酪農/アイヌ民族の扱いとアイヌ新法/札幌・ニセコの外国人観光客)

 


2010年3月
講談社

ニッポンまるかじり 地理ブック


出版社:講談社


体 裁:A5 224頁


価 格:1,785円(税込)


ISBN   :978-4-06-216128-2


内容紹介

2004年から地教研会員が「毎日小学生新聞」に連載している人気企画を大幅に加筆、編集したものが一冊の本になりました。

いぢちひろゆき氏によるユーモアたっぷりのイラストと、目からウロコの雑学ネタが満載。子どもはもちろん大人も楽しめる、スパイスの効いたチリの本です。小学生低学年から楽しめます。監修:地理教育研究会   イラスト:いぢちひろゆきこんなにも豊かで広い!日本をもっと知りたくなる、地理の本の決定版!

 

面白イラストと写真で何度でも読みたくなる47都道府県の基礎データ&面白コラムが満載!

 

おいしさ満点のコラムをまるかじり!

 

●帰ってきた渡り鳥 マガンが来たら米がおいしくなる!?(宮城県)

●証拠あり! 富士五湖は地下でつながっている!?(山梨県)

●サバもシーボルトも通った!? すべての道は滋賀に通じる(滋賀県)

●映画『もののけ姫』の舞台はここ! 島根県のたたら製鉄(島根県)

●忘れさられた無人島 軍艦島に上陸せよ!(長崎県) 


2009年12月
高文研

地理を楽しく!-子どもを引きつける60のポイント


編著者:地理教育研究会=編著


体 裁:A5 142頁


価 格:1700円 


ISBN   :978-4-87498-433-8


内容紹介

60のポイントとは

1章 毎日の暮らしを考える

コンビニ/100円ショップ/宅配便/携帯電話/IC旅券/新幹線/路面電車/冬の気候/平成の大合併/シャッター商店街/地図記号

 

2章 産業、経済を考える

中国製品/町工場/エコカー/造船/成田空港/横浜港/醤油/備長炭/メガネフレーム

 

3章 食と安全を考える

米/インスタントラーメン/鶏/輸入野菜/ポストハーベスト/遺伝子組み換え/飼料用トウモロコシ/オレンジジュース/鯨/たこ

 

4章 環境と開発、災害を考える 

水俣病/香川県・豊島/琵琶湖/ナショナルトラスト/森は海の恋人/ラムサール条約/富士山/阪神・淡路大震災/関東大震災/エネルギー/原発事故/風力発電/ヒートアイランド/亜熱帯の生活

 

5章 平和、民族、国土を考える 

イスラエル・パレスチナ/クルド民族/

アイヌ民族/沖縄戦/被爆者/200海里/蓄養マグロ/竹島/沖の鳥島

 

6章 国際交流のあり方を考える

地雷/国際貢献/ペシャワール会/日系ブラジル人/マイノリティー/華僑/定住外国人

 


2006年4月
古今書院

授業のための世界地理   第4版


編著者:地理教育研究会 編


体 裁:A5 302頁


価 格:3,200円(税別)


ISBN   :4-7722-4069-1


内容紹介

 

[主な内容]

20世紀最後の10年間で世界は激動した。ソ連の崩壊,EU発足,湾岸戦争,民主化運動,地球温暖化・・。現代世界について地理の授業ではなにをどう教えればよいのか。「持続可能な開発」「人権の尊重」などをキーワードに,現代世界を象徴する話題ならびに世界の諸地域の動きを追います。中・高校の現場教師や教師をめざす学生の必携書です。 

[主な目次] 

第1部: 世界地理の教育 

 世界地理学習のあり方 

 

第2部: 現代の世界 

  1. 現代世界の構造
    (現代世界の動向:ブッシュのアメリカと「新しい戦争」/国家・マイノリティ・地域/今日の第三世界/社会主義国の動向)
  2. 自然地理と地球環境問題
    (世界の地形:高校生の地形学習/世界の気候/地球環境問題と解決への課題)
  3. 世界の産業
    (工業・多国籍企業の展開/資源・エネルギー問題/サービス貿易の拡大と旅行の国際収支/農業・食糧問題) 

第3部: 世界の諸地域 

  1. アメリカ (工 業/農 業/民族問題・都市問題/多国籍企業の動向)
  2. ロ シ ア (ソ連の崩壊と経済問題・民族問題/ロシアの産業と暮らし)
  3. ヨーロッパ (「共生社会」をめざすヨーロッパ/25カ国体制EUの実験:「国家」という枠組みを超えて/エネルギー・環境問題/スウェーデン:「福祉国家」の現状/人権・難民問題/ヨーロッパの東,ウラルの西:ヨーロッパ地理の学習単位)
  4. ア ジ ア (中国:政治的課題,産業・経済と人々の暮らし/韓国:近くて遠い国から身近な国へ/タイ:「日本の調理場」/ベトナム:ドイモイ政策の展開と現在/インドネシア:国民国家形成への模索/フィリピン:スラムと住民活動/インド:発展するIT産業/バングラデシュ:ODAとNGO/コーカサス・カスピ海地域/アラブ世界とイスラーム社会/イラク:復興への道/パレスチナとイスラエル)
  5. アフリカ (南アフリカ:民主化後10年/ガーナ・コートジボアール・ケニア)
  6. ラテンアメリカ (ラテンアメリカをとらえる視点/豊かなブラジル・大きな格差/ラテンアメリカの日系人社会/「近代世界システム」とカリブ海地域)
  7. オセアニア (オーストラリア:「多文化主義」/ニュージーランド:羊やキーウィだけでは語り尽くせない)